仙台のクリニック開業を成功に導く クリニック開業設立ガイド
クリニックを開業するために必要となる費用として、物件取得費、内装工事費、医療設備費、開業準備費、運転資金が挙げられます。それぞれの費用について、内訳や目安を調査しました。
物件取得費は、クリニックを開業するための物件を確保するための費用です。賃貸物件の場合、保証金、仲介手数料、初月の賃料などが必要となります。保証金の相場は家賃の6~12ヶ月分、仲介手数料の相場は家賃の1ヶ月分といわれています。
テナントの広さや立地によって家賃が変わるため、一概には言えませんが、500~600万円程度は必要となると考えておいた方が良いでしょう。
内装工事費は、クリニックの規模や診療科目、使用する材料のグレードによっても異なりますが、1坪50~60万円が目安です。
仮に40坪のクリニックを開業するとなれば、内装工事費だけでも2000~2400万円必要になります。
医療設備費は、医療機器やOA機器、家具を揃えるために必要な費用です。診療科目によって必要となる医療機器が異なるため、医療設備費は診療科目によって大きく左右される部分です。最低でも2000万円は見込んでおきたいところです。
しかしながら、医療機器は新品を購入する以外にもリースなどの選択肢も考えられます。リースや最新版ではない型落ちモデルの購入をすることで、抑えられる費用であることも頭に入れておきましょう。
開業準備費とは、スタッフ採用のための募集をかけたり、集患のための広告を打ったりするための費用です。医師会入会費用や消耗品などの備品の購入もこの費用に含まれます。700万円程度はかかると考えておきましょう。
運転資金は、クリニックを経営するために必要な固定費の6ヶ月分程度を想定しています。3000万円程度あると安心できるでしょう。
クリニックを開業するにあたり、自己資金は1000~2000万円程度は用意したいところです。自己資金をほとんど使うことなく開業をすることも可能ですが、金融機関から融資を受ける際に、自己資金があった方が審査が通りやすくなります。そのため、1000万円程度は自己資金を用意した方が良いでしょう。
クリニック開業には膨大な費用がかかります。自己資金だけでもかなりの額です。計画的に用意をしておく必要があるでしょう。また、抑えられるところは抑える工夫も必要です。事前準備やコンセプトの決定を入念に行い、失敗しないクリニック開業を目指しましょう。
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仙台といえばこの私。この世で一番仙台に詳しい私が、開業を考えているDr.のためにクリニック開業について猛勉強したんだ。
クリニック開業を検討するDr.が一番気になるのは開業費用だろう。融資を受ける前に、費用感は知っておきたい情報じゃ。各工程でどのぐらい費用がかかるのかをまとめたから、ぜひ参考にしてほしい。