“伊達の地”仙台でのクリニック設立ガイド
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クリニック開業コンサル「無料」の裏にある仕組み

クリニック開業コンサルを探していると、「コンサル費用無料」を掲げる会社によく出会います。ありがたい話に見える一方で、「タダより高いものはないのでは」「裏で何かマージンが発生していて、結局は開業コストに上乗せされているのでは」と勘ぐってしまう先生も少なくないはずです。この記事では、無料コンサルがどのような仕組みで成り立っているのかを収益構造から解き明かし、納得したうえで活用できる無料コンサルの見極め方を解説します。

クリニック開業コンサルの
「無料」と「有料」は何が違うのか

クリニック開業コンサルには、大きく分けて有料型と無料型の2種類が存在します。この違いは「サービスの質」の差ではなく、「誰が費用を負担しているか」の差だと理解しておくと判断がしやすくなります。

有料コンサルの費用相場と得られるサービス

専業の開業・経営コンサルティング会社に依頼する場合、事業計画の立案から物件選定、資金調達交渉、内装・医療機器の業者選定、スタッフ採用支援まで一式を依頼すると、数百万円規模の費用が発生するケースも珍しくありません。特定の業者としがらみがないため、公正な立場でのアドバイスを受けやすい点が特徴です。

「無料」でも同じサービスが受けられるのか

一方、無料コンサルは、医療機器メーカーやハウスメーカー、調剤薬局チェーンなどが本業に付随するサービスとして提供しているケースがほとんどです。診療圏調査や物件相談、事業計画のたたき台作成など、有料コンサルとほぼ同水準の支援を無料で受けられることも多くあります。ただし、それは慈善事業ではなく、提供企業側にも収益化できる仕組みがあるからこそ成立しています。この「収益化の仕組み」を理解しておくことが、コンサル選びで失敗しないための第一歩です。

無料コンサルが成り立つ
4つのビジネスモデル

「無料コンサル」とひとくくりにされがちですが、実際にはどこで収益を得ているかによって、その仕組みは大きく4つに分類できます。それぞれの特徴と、医師側が注意すべきポイントを整理しました。

仲介マージン型

内装工事会社や医療機器メーカーが窓口となり、開業支援を無料で行う形態です。院長が発注する内装工事や医療機器の購入価格に、紹介先の業者からのマージン(紹介料)が上乗せされていることがあります。院長が直接コンサル料を払っていなくても、最終的な開業コストの中にコンサルタントへの対価が組み込まれているという点は理解しておく必要があります。

調剤薬局併設型(共存共栄モデル)

クリニックの近隣、あるいは医療モール内に自社の調剤薬局を併設することを前提に、開業支援を無料で提供する形態です。この場合の収益源は、開業後にクリニックから発行される処方箋を、併設薬局が長期間にわたって受け取り続けることにあります。コンサルティング会社(薬局側)と院長が、開業後も長く「事業共同体」として地域医療を共に発展させていく関係になるため、開業時だけでなく開業後のフォロー体制まで手厚く用意されている傾向があります。なお、クリニックと薬局の関係は、経済的・機能的・構造的に独立していることが求められており(薬局業務運営ガイドライン)、処方箋の誘導そのものが目的化しているわけではない点も押さえておきたいところです。

医薬品・医療機器卸型

医薬品卸会社や医療機器卸会社が、自社製品の導入を前提として無料で開業支援を行う形態です。勤務医時代からの付き合いで相談しやすい反面、導入する医薬品や医療機器がその会社の取扱商品に限定されやすく、開業後の経営支援まではカバーされないことが多いです。

会計顧問移行型

開業時のコンサルティング自体は無料で行い、開業後に税務・労務の顧問契約へ移行してもらうことを見込む形態です。開業後も継続的な関係が前提となるため、税務・労務面のサポートは手厚い一方、コンサルティングの範囲が経営全般には及ばないケースもあります。

「無料だから危険」とは限らない
納得して選べる無料コンサルの見極め方

ここまで見てきたように、無料コンサルの収益構造にはいくつかのパターンがあり、それぞれにメリット・注意点があります。大切なのは「無料かどうか」ではなく、「その無料がどの仕組みで成り立っていて、自分の開業計画にとってリスクがあるかどうか」を見極めることです。

初回相談で確認しておきたいこと

「共存共栄」を掲げる会社を見極めるポイント

調剤薬局併設型のように「開業後も長く付き合うことが前提」のビジネスモデルは、裏を返せば、開業後にクリニックの経営がうまくいかなければコンサル会社側の収益も継続しないということでもあります。開業時だけでなく、開業後の集患支援やアフターフォローまで具体的に説明できるかどうかは、その会社が本当に「共に発展する」姿勢を持っているかを判断する材料になります。

まとめ

クリニック開業コンサルの「無料」は、仲介マージン型・調剤薬局併設型・医薬品卸型・会計顧問移行型など、いくつかの収益構造によって成り立っています。どの仕組みが自分の開業計画に合っているかを理解した上で選べば、無料コンサルは決して危険なだけの存在ではなく、うまく活用すれば開業コストを抑えながら心強い伴走者を得られる選択肢にもなり得ます。

コンサルの選び方全般については、こちらの記事もあわせてご覧ください。

クリニック開業コンサルの
選び方について詳しく見る

目的別に、仙台での開業実績があり無料相談も可能なコンサル会社を紹介しています。

【目的別】仙台のクリニック開業に
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(※)2022年3月29日時点、以下の調査方法にて表示された全ての会社32社をピックアップしています。
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参照元:m3.com(https://clinic.m3.com/showConsultingTopPage.htm)

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